風邪をひいたりすると熱が出ることありますよね。発熱したとき、体のなかでは一体どんなことが起こっているのでしょうか? 体の中にウィルスやバイ菌などの病原体、異物が入ってきたとき、血液中の白血球が病原体や異物を退治して体外に出そうとします。体の生体防御反応です。白血球は体温の高い状態で動き出すので、病原体や異物が入ってきたときに熱があるのは白血球が戦っている証拠です。発熱すると解熱剤で熱を下げようとする人もいますが、水分や食事がとれている状態であれば、解熱剤を用いて無理に熱を下げようとしないほうがよいでしょう。風邪などのウィルスは体温が低いほうが繁殖しやすいので、解熱剤を使うことで、かえって症状が長引くこともあるからです。ただし、高熱が続く、体力が消耗している等の症状がある場合は専門のドクターに受診することをおすすめします。よく心配される39度、40度の発熱による脳への影響ですが、痙攣等もなく意識もはっきりしており、顔色も問題なければ心配はありません。発熱したら、戦ってくれている白血球を応援する意味でも、水分や栄養をしっかり摂ること、よい睡眠を摂ることを積極的に心がけてください。
都留市には内科・外科・整形外科・小児科等様々な病院がありますが、自分にあった病院を選ぶには、その病院のホームページを見たり、質問してみたい内容を病院に直接電話をしたり、メールして聞いてみることが一番の近道です。電話の際は営業日時を確認し、ゆっくり対応できそうな時間を見計らって電話をかけることをおすすめします。