バルコニー、ベランダ、テラス、何が違うの？

松田聖子さんの歌「渚のバルコニー」にもある、バルコニー。バルコニーはベランダやテラスと、一体何が違うでしょうか。建物を建てるとき、または物件選びのとき、これらの特徴を知っておくと、間取りがイメージしやすくなります。

1.ベランダとは建物からせり出した空間で、人が歩けるスペースがあること。そして屋根があることです。マンションの場合は上下の階と間取りが同じである場合が多く、屋根のあるベランダが多く見られます。屋根があるので少しの雨天でも洗濯物が濡れないのは便利です。

2.バルコニーは上記のベランダと同じ特徴を持ちますが、異なるのは屋根がないことです。その分日当たりが良好な場合が多いでしょう。また２階以上に設置された空間のことを呼ぶので、戸建の家は屋根のないバルコニーが多く見られます。

3.テラスとは家の庭にタイルやデッキを敷き詰めたスペースのこと。ベランダやバルコニーのようにせり出したスペースですが、基本的には同じ構造でも１階をテラスと呼び、２階以上になると形態によってベランダ、バルコニーになります。

それぞれの特徴を踏まえ不動産屋や建築会社との理想の住まいのイメージを話せると、イメージの不一致を防ぐことができます。