白髪染めとカラーリングの違いって何？

白髪が気になってくると目立たないように「白髪染め」をすることが多くなります。では、この白髪染め、普通のカラーリングとは何が違うのでしょうか。実は白髪染めはとりわけ特別なことはなく、カラーリングの一種です。一体何が違うのかと言いますと、ブリーチ力と染毛力のバランスが変わります。例えば一般的なヘアカラーは、色を抜くためのブリーチ力が高く、着色させる「染毛力」が低いのが特長です。一般的なカラー剤では染毛力が低いので色素のない白髪を染めることは苦手です。
対して白髪染めは、ヘアカラーに比べると染料の含有量が高く染毛力が高いのが特長で、白髪も黒髪部分も同じように染まるように設計されています。
最近ではホーム用の白髪染めもあり手軽に染められるようになりましたが、どうしても髪に負担をかけがちになるので、美容室でプロが頭皮や髪質を見ながら調整をしてくれるカラーリングがおすすめです。毎回プロに頼むのが大変でしたら、３回に一度は頼んでみるなど上手に取り入れるとよいでしょう。全体を染めるカラーリングから、白髪部分だけに色をいれる部分染め、トリートメントタイプもあり、その種類は様々ですので一度ご自身にあったものを相談してみるのもよいですね。最近は白髪をそのまま活かしたヘアスタイルも流行するなど、いくつになってもおしゃれを楽しむ人が増えています。