接客をしていく上で気をつけたいのが、「言葉遣い」だと思います。特に社会人になりたてや、バイト敬語と揶揄されるような普通の日本語からちょっと変化した言葉に慣れてしまった人などは口調を通常の日本語に戻していくのは比較的大変だと思います。しかし、この正しい日本語を使いこなすことは手段であり目的ではありません。目的は「相手が不快に思わないかどうか」です。極端な話、正しい日本語を使っていても相手に伝わらなかったり、意図が伝えられないとそれは意味がありません。例えばビジネスマン相手にしっかりとした敬語を交えた日本語を使っていたとしても、主婦に同じように話をしては、少し堅苦しさを感じてしまったり、逆に「この人は冷たい」と受け取られる可能性もあります。専門用語も同様です。自分だけ意味がわかっている言葉を並べても、相手に伝われなければ日本語を話している意味がありません。大切なのは、話し相手によって話し方を変える柔軟さを持つことです。仮に自分の日本語が多少間違っていたとしても、相手の気持ちを考えて伝えることができれば問題はなく、むしろ満足してもらえます。とはいえ、間違った日本語よりは正しい日本語を使いたいですよね。例えば次のような間違いはよく起こりますので、ぜひ注意してみてください。
1,サイズは◯◯のほうでよろしいですか?
「ほう」は不要なので、「サイズは◯◯でよろしいですか?」が正しい。
2、◯◯になります。
◯◯に変化するという意味になってしまうので、「◯◯になります。」でOK
3,よろしかったでしょうか?
よく聞く言葉ですが、こちらも変です。「よろしいでしょうか」で問題ありません。
間違っていればこれから直していけばいいだけですので、まずは相手に合わせた話し方を意識するようにしていきましょう。
甲斐市には様々なサービス業がありますが、ご自身の要望にあったサービス業を探すには、そのサービスを展開している会社のホームページを見たり、質問してみたい内容を直接電話をしたり、メールして聞いてみることが一番の近道です。電話の際は営業日時を確認し、ゆっくり対応できそうな時間を見計らって電話をかけるように気を付けるようにしましょう。
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