ガラス食器に水垢がつくのを防ぐために

入店した後、お店で必ずと言っていいほど出されるお冷。もしこのお冷が入っているグラスが
汚れていたらどんな気分でしょうか？どんなに外観が綺麗でも印象は良くないですよね。
グラスに付く水垢を防ぐ方法をお教えします。 そもそもガラスのくすみの原因は多く、例えば水道水に含まれているカルシウム、塩素等による水垢、また飲み物や手に付いている油分によるものなどが
挙げられます。くすみはすでに石灰化しているので水だけでは落としきれず、綺麗にするためには想像以上に手間と時間が掛かります。 では一体どうすればいいのか。一つの方法として、水垢の場合はクエン酸やレモン汁などの酸性を使うと効果的です。なぜなら水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性で洗うと汚れは落ちやすいです。反対に油分汚れは酸性なので、重曹などのアルカリ性を使用すると汚れは落としやすくなります。ただグラスの種類には注意が必要です。例えばクリスタルガラスは酸性に弱いので、洗う際には中性洗剤をぬるま湯で薄めたものを布に浸してから優しく洗うと効果的です。飲食店は忙しいとこういったガラス食器の手入れを疎かにしてしまいがちですが、意外とお客様は細部も見ていますので、ぜひ細かいところまで意識していきましょう。