ペットを飼っている人の遊びに行くと、つい可愛くて人間が食べているものを与えてしまったりする経験はあると思います。食べ物をもらってペットはとても喜んでいますが、実はペットに危険を与えている可能性があります。人間で食べているんだからペットが食べても大丈夫だろうと考えている人がいればぜひ注意して御覧ください。そもそも人間とペットの食事は根本からして違います。人間にとって美味しくて体に良いものが、ペットに当てはまるかというとそうではないということを理解する必要があります。またペットが美味しそうに食べているものが全てペットにとって体に良いかどうかも判断できません。最低限、ペットに与えないほうが良い食べ物は下記のような食べ物ですので、もし過去にあげてしまった方は今後は気を付けて下さい。
1,生魚
猫は魚が好きだろうということで与えることもあるかと思いますが、魚にはビタミンB1を分解するチアミナーゼという酵素が含まれています。食べ過ぎるとビタミンB1が体内で欠乏し、運動機能障害が起こる可能性もあります。
2,ミルク
カルシウムを取るイメージが強いですが、このミルクに含まれている糖分をペットは上手く消化できません。もちろんすべてがそうではありませんが、全体の約3割程度は消化できないと言われていますので、場合によっては消化不良で下痢を起こす可能性があります。
3,チョコ
基本的に犬は甘いものが大好きなので、与えれば喜んで食べます。しかし、食べすぎてしまうと、カカオには中毒を引き起こす成分も含まれているので、突然下痢や嘔吐、最悪死に至る場合もありますので注意が必要です。
4,玉ねぎ、ネギ、にんにく
このような野菜には赤血球を破壊する成分が含まれているので、血液中のヘモグロビンが減少し、体内に上手く酸素が行き渡らないので貧血を起こす可能性があります。また加熱したとしても毒性は残るので、加熱したからといって与えることは避けたほうが良いでしょう。
今回あげた食品はごく一部ですが、ペットは想像以上にデリケートですので、
日頃の食べ物には気を遣って健康に生活していきましょう。
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