返礼品には何を贈ればいいの？

お葬式を行った人なら分かるかもしれませんが、返礼品を何にするか、またどれくらいの物を選べばいいのかって意外と迷いますよね。そもそもこの返礼品とは、お通夜や告別式に参列してくださった方々に御礼としてお渡しするもので、通常はお礼状と一緒にお送りするのが一般的です。返礼品で一番メジャーなものと言えば香典返しです。香典を頂いた方に対してお礼を渡すものです。昔は品物を持って、香典を頂いたらすぐに挨拶に伺っていましたが、今ではさすがに減りました。しかし、品物にお礼状を付けることは今でも残っています。次にいつ贈ったらいいのかということですが、これは忌明けの49日後となり、香典をもらった方全員にお贈りします。ちなみにキリスト教の場合は日にちの決まりはなく、だいたい1ヶ月後くらいに送る人が多いようです。そして気になる香典返しの金額ですが、いったいいくらくらいが相場なのでしょうか。一般的には頂いた香典の半額と言われています。その半額の金額を目安にして品物を選び、お礼状をつけて贈ります。しかし、ここ最近では半額ではなく、頂いた金額の3分の１、あるいは送料込みで半額にするなど、様々なケースがあります。また贈り忘れを防ぐために当日に渡してしまう場合もありますが、その場合は２，５００円～３，０００円くらいの品物を予め用意しておき、すぐに贈る場合もあります。しかし、高額の香典を頂いた場合に限っては、後日改めて品物を贈る必要があります。最近では香典返し専門のネットショップなども出てきているので、昔以上に悩むことは無くなったと思います。まずはこういった習慣があるということを忘れないようにしましょう。