お気に入りの絵やポスター、または子供が書いた似顔絵など家の壁に飾りたいと思ったことはありませんか?壁に備え付けのフックなどがあれば良いのですが、ない場合は壁にフックを付けるために穴を開ける場合があります。しかし、注意してやらないと後々面倒くさいことになる可能性もありますので、ここでは壁に穴を開ける時の注意点をいくつかご紹介します。まず大きく分けて穴を開ける時には3つ注意点があります。
1,電機、電話、ガスなどの配線を切らないようにする
2,メインの構造を傷つけない
3,重さの強度を把握する
1に関しては、普段は見えませんが、壁の内側には生活インフラに重要な配線がいくつも埋め込まれています。 うっかり配線を切ってしまうとその後の生活に支障が出てきてしまうので注意が必要です。
また予め配線があることを認識しているのであれば、仮配線を用意しておく必要があります。ただし、高圧電線や高圧配管がある場合には非常に危険ですので、穴開け自体を控えることをお勧めします。
2に記載しているメインの構造とは、一般的に柱や梁のことを指します。基本的に柱や梁には穴を開けません。なぜなら木造建築の場合、建築の主要部分である柱や梁を傷つけてしまえば、建物自体の強度が弱まります。木造建築だけではなく、鉄筋コンクリートも同様です。ただ、鉄筋コンクリートの場合は木造に比べて分かりづらいので、もし工事を行う場合には設備工事やさんに相談をしたほうがいいでしょう。いずれにせメインの主要部材には傷をつけないようにしましょう。
3に関しては、例えば100キロを超えるものを部屋の中に入れる場合には、構造補強と呼ばれる工事が必要になりますので注意が必要です。また電気容量の多いものや、発熱量が大きいものも同様で、このようなものを部屋に入れる際には設備工事屋さんに一度相談することをお勧めします。
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