車検は工場によって金額が違う

車を持っていると、何かとお金が掛かるなぁと感じる方も多いかと思います。ガソリン代はもちろん、保険代や駐車場代、税金など、特に使っていなくても一定のお金は出ていきます。しかしその金額はどれも明瞭ですが、1つ分かりにくいものがあるかと思います。それは車検です。自家用車で新車で初めての車検であれば3年、2回目以降の車検であれば2年に1回受けるものなので、回数としては多くないですが、意外と金額が高いなと感じたことはありませんか？実はこの車検の金額、依頼をする工場によって金額が変わるってご存知でしたか？ここではなぜお店ごとに費用が変わるのかをご紹介します。基本的に車検の内訳は分かりやすいです。支払いの内訳は主に２つで、国に支払う公的費用と、実際の車検をお願いする工場に支払う費用の２つです。公的費用とは、自賠責保険、重量税、印紙代を合わせたものです。この金額はどこの工場にお願いしても変わりません。金額でばらつきが発生するのは、工場に支払う費用に差があるからです。公的費用とは異なり、工場に支払う費用には決まった項目はありません。仮にあったとしても、それは独自に工場側で設定しているものなので、基本的に工場側で自由に決めることが出来ます。悪質な業者によっては、この項目を公的費用の一部かのように表記し、通常よりも高い金額で提示したりする場合もあります。もし車検で見積もりを取る場合には、公的費用の内訳を理解した上で、工場側がどのような意図で費用を計算しているかを確認したほうが良いと思います。とはいえ、必ずしも安いところが必ず良いとは限らないので、工場の説明を聞いて、金額に納得した上で依頼をすることが重要だと思います