聞き役は接客の基本？

接客というと、セールストークを行い、あの手この手で商品を売ろうとするイメージが強いと思いますが、実は接客はこのイメージとは真逆で、いかに聞き手に回れるかが大切になります。ここでは聞き手に回ることのメリットをいくつかご紹介します。

１，人は聞くことより話すほうが好きということ
基本的に人は、人の話を聞いているよりも自分の話をするほうが好きです。よく自分は聞き役だからという人もいますが、そういう人に限って、気心知れた友人たちや実家ではずっと喋っているものです。それを踏まえた上で、自分のことを掘り下げてくれるような質問がくれば嬉しいはずです。かつ、自分の話を嬉しそうに聞いてもらえれば話を嫌がる人はそういないと思います。
２，聞き役は楽
語弊がありますが、相手の顔色を伺いながら話すのは疲れると思います。それに比べれば、相手の話に耳を傾けることそこまで苦ではないと思います。精神的な余裕も生まれるので、よりよい接客に繋がると思います。
３，悩みを引き出せる
悩みを引き出すことができれば、基本的にものは売れます。これはセールスの基本です。逆に悩みを聞き出さず、一方的にセールストークをしてしまうと、売れるものも売れなくなります。まずは相手の悩みを引き出すこと。そのためには自分が話をするのではなく、相手に話をしてもらうことが基本となります。

このように、聞き手に回ることは精神的にも、またお店の売上として見てもプラスのことばかりなので、ぜひ試してみてください。