犬や猫などのペットを飼っていると、避妊や去勢手術というワードを聞いたことがあり、興味がある方もいるかと思います。文字通り子供を産ませないようにする手術なのですが、中には「子供を産ませないように注意すれば手術は不要なのでは?」や「わざわざリスクを取って手術をする意味はあるのか」といった言葉も実際にあります。ここでは避妊・去勢手術の方法とメリットをお伝えします。避妊手術とは、動物に全身麻酔をかけて開腹し、左右の卵巣と子宮を摘出する手術のことを指します。避妊手術を行なう時期ですが、特に決まっていませんが発情期や体調不良のときは避けます。麻酔が掛からない場合もありますので、基本的に健康状態に問題がない時に行います。また生まれたては厳しいので、生後半年~10ヶ月の間で行なうのが目安となります。避妊手術のメリットは、子供を産まないのはもちろんですが、子宮内膜症、卵巣腫瘍、乳腺腫瘍などホルモンが関係する病気を予防できます。また病気だけでなく、発情期に伴う体調変化やストレスからも開放されます。去勢手術ですが、避妊手術と同様全身麻酔を行います。その後開腹し、左右の精巣を取り除きます。実施のタイミングですが、こちらは避妊手術と同じです。手術のメリットですが、前立腺肥大や精巣腫瘍などの病気の発生を防ぐことが出来ます。また遠吠えやマウンティング、マーキングといった問題行動もある程度改善される可能性があります。ただやはり全身麻酔を伴う手術ですので、ペットには相応のリスクとストレスが掛かるのは事実です。もし行う場合は動物病院のお医者さんと十分相談した上で行いましょう。
山中湖村には様々な動物病院がありますが、ご自身の要望にあった動物病院を選ぶには、その病院のホームページを見たり、質問してみたい内容を直接電話をしたり、メールして聞いてみることが一番の近道です。電話の際は営業日時を確認し、ゆっくり対応できそうな時間を見計らって電話をかけることをおすすめします。