唐揚げの呼び方には複数ある？

子供から大人まで幅広い世代から大人気の唐揚げ。かといって値段も特別高いわけでもないので、
いつでも手軽に楽しめる唐揚げは本当にすばらしいと思います。
しかし、実は日頃みなさんが食べている大好きな唐揚げ、もしかすると唐揚げではないかもしれません。これはよく聞く話かと思いますが、唐揚げだと思っていたものが、よく見ると竜田揚げと表記されていたり、場所によってはザンギと書かれているところもあります。見た目はほとんど同じなので名前が違う。この違いってご存知ですか？ここではその違いについてご説明していきます。一番混同しやすい唐揚げと竜田揚げの違いですが、大きな違いは、揚げる前にまぶす衣の材料が唐揚げは小麦粉を使用し、竜田揚げは片栗粉を使用している点です。また材料だけでなく、味付けも若干異なります。唐揚げの味付けは特別決まっていませんが、竜田揚げは醤油やみりん漬けで下味をつけることが特徴です。ではザンギとの違いはなんでしょうか？ザンギに関しては諸説あるのですが、一番有力な説は、北海道で唐揚げのことを「ザンギ」と呼んでいるので、唐揚げ＝ザンギとなっている説です。その他にはザンギのほうが唐揚げに比べて味付けが濃いということも言われています。唐揚げと同様、味付けに決まった方法がないので竜田揚げとは明確に異なりますが、唐揚げとはほぼ同じと考えて良さそうです。味付けや調理方法だけでなく、地域によっても呼び方が変わってきますので、そういった点も考慮して考えていくと良いと思います。