旅館で心付け（チップ）は渡した方がいいの？

海外旅行で、ちょっと戸惑うのがチップ制度。サービスをしてくれた人に心ばかりのチップを渡すというものですが、日本の場合は心配ありません。高級ホテル、旅館の場合も基本的に「サービス料」の中に入っているので必要はありません。もし、渡す場合があるとすれば、常連のお客様であったり、特別なサービスをしてくれたとき、サービス以上の心配りをしてくれたときなど、お礼の気持ちとして心付けを渡すこともあります。では、この心付け、一体いくらほど包んでいるのでしょうか。あくまでも気持ちなのでいくらでも構わないのですが、宿泊費の１〜２割程度がひとつの目安です。渡す時はポチ袋か、何もなければティッシュなどに包んで渡しましょう。ポチ袋に入れる際はお札を三つ折りにして、肖像画が書いてある方が内側になるようにしましょう。三つ折りの順番は左から折り、右側が上にくるようにし、ポチ袋には天地逆にならないように入れます。「ありがとう」や「お世話になります」と、お客様の笑顔と共にお渡しすれば受け取る方も温かい気持ちに包まれます。