車の板金修理とは？

車の事故や故障、老朽化で修理をするとき、車の傷、凸凹に変形した車体の修理、塗装をする業務を板金と言います。例えば車を壁にこすってしまい、側面が凸凹になり、塗装がはがれてしまった。凹んだ鉄板を元に戻して、きれいに元の姿に戻したり、加工したりすることです。車種によって車の形が様々であることと、修理する箇所が平面よりカーブを描いていたりする箇所が多いので、修理には専門技術者の腕にかかってくるのです。修理は何も見た目をよくするためだけではありません。傷や凹みを放置すると、故障箇所が大気、水分、塩分の影響でサビの原因、破損のさらなる原因にもなります。塗装はそれらの要因から車体を守ってくれる大切な役目をしてくれています。
板金は故障や破損の場合、損傷箇所を部品交換するのではなく、技術を用いて修理修繕する方法です。物を大切にしようとするこれからの時代にはより必要な技術職と言えます。故障箇所の部品を交換するより安価であり、エコの面でも、人を介した板金の技術は車を長くきれいに大切に愛用していく上で欠かせない技術です。