エアバックが開いたら？

私たちが自動車を運転しているときに危険から身を守ってくれるエアバック。衝突などの際の衝撃を和らげてくれる作用がありますが、エアバックはどの程度の衝撃で開くのでしょう。エアバックが作動するのは、自動車に搭載された衝撃を感知するセンサーが反応した時です。窒素ガスによって膨らむので、エア（空気）バックと呼ばれています。衝撃から守ってくれる安全装置はシートベルトもありますが、シートベルトは衝撃で車体から体が飛び出さないようにする効果があり、衝撃で車体に体を打ち付けないためにクッションのようにエアバックが搭載されています。そのため、シートベルトを必ず装着しないとエアバックの安全効果はありません。エアバックは衝撃によって作動しますが、例えば縁石や路肩に乗り上げたとき、場合によってはその衝撃で作動することもあります。開いてしまったエアバックは基本的には一度きりしか使用ができませんので、まずは対処や処理方法は専門業社に依頼をしましょう。エアバックは連動するセットすべてを交換または修理をしなくてはいけないため、高額になる場合があります。エアバックが開くような事故であれば、他の箇所も損傷や破損している可能性が高いので、修理費が高額になる場合が多くありますが、エアバックの交換や修理だけでも相場で１０万円〜３０万円になることもあり、修理、廃車も含めて対処方法を検討するのがよいでしょう。