節税と聞くと、経費を計上して純利益を減らし、かかる税金を軽減しようというイメージですが、節税にはよい節税と悪い節税があります。
たとえ税金が軽減されたとしてもお金が減ってしまうようでは意味がありません。正しい経営には正しい節税が不可欠なのであり、ここでは「お金を使う節税」と「お金を使わない節税」をご紹介します。
お金を使う節税はこちらです。
・30万円未満のものを経費で購入する
・保険
・小規模企業共済に加入する
・倒産防止共済に加入する
・車を買う
上記はそれぞれ経費にできる条件があります。節税の効果はありますがその分お金は減っていきます。節税対策で大切なのは、当然ですが必要なものを購入して、不必要なものは購入しないことです。
経費は賢く使うことの他に、お金を使わない節税を考えてみることです。
・必要のない資産を減らす
・経費の未払い計上をする
・回収できない売掛金は放棄する
節税のとき優先して考えるべきはお金のかからない節税です。不必要な資産を減らす、または備品を捨てることで損失が発生します。また経費はもれることなく入れるようにすること、何年も回収できない売掛金は思い切って放棄することです。放棄することで貸し倒れ、損失になる可能性があります。このように節税で大切なのは、まず手元にお金がしっかり残ることです。適切な節税と納税で健全な経営を目指しましょう。
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