始業時間ピッタリ出社は遅刻なのか？

始業時間に遅れないようにするのは社会人の常識ですが、ある「アンケート結果によれば、始業時間ピッタリに出勤する人が30%ほどいるそうです。そもそも始業時間ピッタリに出勤することは問題ないのだろうか。実際多くの会社では、「始業時刻から働ける状態になっていれば大丈夫」と認識している。しかし、スーツや私服ならまだしも、制服に着替える必要がある仕事の場合はどうだろうか。始業時間に到着して、そこから制服に着替えて・・・となれば遅刻に該当するのではないか。過去同じようなケースで裁判まで争ったケースがあるので見てみると、正直結果はまちまち。制服に着替える時間を労働時間としているのもあれば、労働時間外としているケースもある。しかし、一般的な常識からすれば、始業時間までに制服に着替えを済ませておくというのが常識なので、特に理由がなければ始業時間前に制服に着替えて、始業時間から働けるようにしたほうが良さそうです。ちなみに遅刻に関してですが、タイムカードで出退勤を管理している場合、1分遅刻した時の給料計算はどうなるのかご存知だろうか。一般的にタイムカードは10分か15分単位で区切って給料計算をしているので、1分遅刻は10分、あるいは15分のマイナスとなる。しかし最近では1分単位で給料計算をしている会社も増えてきているので、一度自分の会社がどのような管理をしているか確認してみるのもお勧めです。