結露の原因と防止策

冬場になるとどこの家庭でも結露が発生し、毎年お悩みになっていませんか？単なる水滴と侮っていると、あっという間に大事な家の床や壁を腐食させ、室内にカビを大量に発生させます。特に床や壁などは修理をするのにも費用が嵩んでくるので、早めに対策を打っておくことが大切です。ここでは結露の防止策をいくつかご紹介します。そもそも結露とは、室内に湿気が多い、あるいは室内外との気温差がある時に発生します。もっと簡単に言うと、湿気のある空気が冷たいものに触れることで結露は生まれます。基本的に家の断熱性能が悪いと結露が発生しやすいと言われていますが、結露は気温差があることで発生するので、例え断熱性能が高くても結露は発生します。また室内外の気温差の原因としては、一般的に暖房器具や加湿器によるものだと考えられています。それ以外では洗濯物の室内干しやお風呂、調理などがあります。では結露が発生しやすい場所はどこかと言うと、端的にいうと人が長時間過ごす場所です。なぜなら人そのものが湿気を排出しているので、長時間でかつ大勢集まっていれば結露も発生しやすいです。また人が集まれば自然と暖房器具も使いますので、より一層結露ができやすいです。冒頭でも結露が引き起こす悪影響を書きましたが、具体的に嫌われる原因として、

・カビが発生し、建物が痛む
・カビを原因として体調不良になる
・臭いが気になる

などが挙げられます。特に小さいお子さんがいるご家庭では特に注意が必要です。結露を防ぐ方法として、例えば簡単なのは換気を定期的に行なう、あるいは費用が掛かりますが、除湿機を置くなどがあります。ただいきなり費用をかけて対策するよりも、まずはコストを抑えて防止策を考えることが大切です。ぜひ試してみて下さい。