年賀欠礼って知っていますか？

突然ですが年賀欠礼という言葉はご存知ですか？あまり馴染みのない言葉ですが、喪中はがきという言葉であれば知っている方も多いのではないでしょうか。もともと年賀欠礼は、その年に身内を亡くされたご家庭が、知り合いやお世話になった人に年賀状に代わって喪中欠礼のはがきを出すことです。ただ1つ難しいのは、どこまでの身内の死を喪中とするのかという判断です。これに関しては具体的な答えはなく、また専門家の中でも意見がまとまっていないのですが、最近では、その人の気持ちを基準として考えるということが増えてきました。比較的遠い身内でも、自分が大変お世話になった方であれば喪中と考え、事前に年賀欠礼を出せばいいのです。ただ、世間一般的には親兄弟、義理の親などが亡くなった時は喪中にするのが当たり前で、祖父母や義理の兄弟に関しては判断が分かれると言ったところです。次に喪中の期間ですが、これに関しても答えは決まっていません。ただ、一般的には故人と何親等の関係なのかによって決めることが多いようです。例えば1親等であれば、通常1年は喪中の期間として設けますが、それ以外であれば個人の判断によって変わってくるので、一概に決めることは出来ません。現在において年賀欠礼を出す習慣自体が少し廃れてきましたが、今も習慣の1つとして残っていますので、ぜひ参考の1つとして見て頂ければと思います。