睡眠不足は過労に繋がる？

仕事が忙しい時や、連休でついつい夜更かししてしまった時に睡眠不足と感じる方は多いのではないのでしょうか？疲労が溜まっているときに睡眠不足が続くと、実は高血圧を引き起こし、体の免疫機能を低下させてしまいます。基本的に人間の臓器は自分の意志でコントール出来ませんが、こういった臓器の働きやホルモンの分泌などをコントールしているのが自律神経と呼ばれるものです。自律神経の中で、昼間は交感神経がメインとなり、夜は副交感神経が中心となります。昼間に活動し、夜間に休むという一般的な生活が、人の自律神経を正常に働かし、健康を維持しています。しかし、経験がある方もいるかと思いますが、徹夜明けのほうがいつもより調子が良かったりしたことはありませんか？実はこれには理由があり、副交感神経が抑制される代わりに交感神経がいつもより緊張状態になっているためで、これが続くと過労に繋がります。これを回復させるのが睡眠ですので、どんなに忙しくても8時間の睡眠時間を確保するようにしましょう。しっかりと睡眠が取れなくなるな・・・と思ったときによく「寝だめ」をしようと思いますが、寝だめは出来ませんので、寝れるときにしっかりと寝て疲労回復を行いましょう。また睡眠時にしっかりと効果的な睡眠を取るためには、体温調節が重要です。例えば睡眠前にぬるめのお湯にゆっくり入ると体の芯から温まり、熟睡出来ますのでお勧めです。反対に40度以上の熱いお湯に入ってしまうと目が冴えてしまい、逆に眠れなくなるということもありますので、注意が必要です。