歯ブラシでの歯磨きは大変

愛犬のお口のケアって難しいですよね。特に歯磨きとなると犬もものすごく嫌がるし、飼い主としても非常に大変です。多くの飼い主がこの段階で諦めてしまうのですが、実はまだ早いです。きちんとした手順で時間を掛けて行えばどんな子でも歯磨きをやるようになります。ここではその手順と方法をご紹介していきます。まず犬は口の周りを触られることを非常に嫌がります。なのでいきなり歯ブラシを持って歯を磨こうとせず、その事前準備が大切になります。事前準備としては、まず口元に触ることに慣れてもらうことから初めます。口のまわりを触りつつ、慣れたら口の中。最後に歯並びの確認という流れが理想的です。口に触ることに慣れてきたら、最初は歯みがきシートを使って歯をこすります。歯みがきシートは歯ブラシに比べて飼い主の手の感触が感じられるため、抵抗は少ないです。しかし、強く磨いてしまうと嫌がってしまうので、優しく磨くよう心掛けます。歯みがきシートでも問題なく磨けるようになれば、ついに歯ブラシでの歯磨きです。歯ブラシを使用する際にはペット用のものを使いましょう。歯ブラシでの歯磨きのコツは、45度の角度で歯ブラシを歯に当てて、汚れを取り除くように一つ一つ磨いていきます。全部の歯を磨ければ一番良いですが、やり始めたばかりでは難しいので、何度かに分けて行なうようにしましょう。その際の目安は3日で全て磨ききるのが理想です。歯磨きは無理に行なうと嫌な思い出となり、二度とさせてくれない可能性もありますので、根気を持って取り組むことが大切です。