かぼすとすだちの違いとは？

「すだち」と「かぼす」の違いを皆さんご存知でしょうか？両方ともムクロジ属ミカン科ミカン属で、旬の季節は8月~10月と言われています。良好な香りとさっぱりとした酸味が特徴ですが、この２つの違い、実は大きさが1番の違いになります。かぼすはテニスボールくらいですが、かぼすはゴルフボールくらいと、かなり大きさは異なります。また味に関して言えば、かぼすのほうが、すだちよりも酸味が控えめで甘いと言われています。かぼすには元々レモンの2倍以上のクエン酸（すっぱい成分）が含まれていますが、それと同等にミネラルの含有量も多く、全体的に酸味・甘み・苦味のバランスがすだちよりも良いからだと考えられます。次にかぼすとすだちの効能ですが、かぼすに含まれる成分は気分をリラックスさせたり、食欲増進、また血圧を下げる働きまであります。一方すだちには、老化を防ぐ抗酸化作用や、生活習慣病のリスクを抑える効果があると言われているので、双方引けをとらないくらい素晴らしい効能を持っています。最後にオススメの食べ方ですが、そのまま生で食べるよりも、風味や香りを楽しむのが主流です。特に果皮や果汁にはミネラル分を多く含んでいるので、まるごと１つ利用すれば旨味はもちろん、お料理の塩分を控えつつも美味しく頂けるのでオススメです。