スイートルームの語源とは？

一度は誰もが憧れたことがあるホテルのスイートルーム。実際に泊まったことがある人はそう多くはないと思います。やはり他の部屋に比べて格段に費用が高いので、ハードルは高いですよね。ちなみにこのスイートルームがなぜスイートルームと呼ばれているかご存知ですか？直訳すると甘い部屋というわけですが、もちろん違います。日本ではスイートというと、英語の「sweet」を連想することが多いため、甘いという意味を連想してしまうと思います。このスイートは、実際は「suite」という単語になり、主に続きの間、組、揃いといった意味になります。この意味を踏まえると、洋間や寝室などすべて繋がっている部屋ということを表しています。洋間や寝室がホテルにある時点で相当大きい部屋だということは容易に想像できるかと思います。日本でなぜ「甘い部屋」という連想が生まれてしまったかと言うと、一説には新婚旅行などでスイートルームを使うことが多く、新婚＝甘い、というイメージで、甘い部屋が広まったという話もあります。ホテルにもよりますが、スイートルームの数は多くないですが用意はされています。気になるのは予約をしなくても、極端な話当日ホテルに行って泊まれるのかというと、部屋が空いてさえすれば泊まれますし、単価が高いのでホテル側としてもありがたいとのことです。しかし、スイートルームは通常の部屋に比べて広く、また準備にも時間がかかるので、時間帯によっては断られる可能性もあるので、もしスイートルームに泊まりたい場合は、事前にホテルに確認しておくほうが良いかもしれません。