現代病とも言える肩こりですが、そもそも人間は二足歩行をする生き物のため、首や腰に負担が掛かりやすい構造をしています。負担がかかると血行が悪くなり、肩や首に重さを感じるようになります。この症状を一般的に肩こりと呼びます。肩こりになる原因としては、筋肉の疲労や血行不良、また末梢神経の損傷があります。原因が単独の場合もありますし、複数重なって起こる場合もあります。見た目からだと分かりませんが、首や肩周りには色々な種類の筋肉が存在しています。通常何もしていなくても、私達の重たい頭や腕を支えているので、常に筋肉は緊張している状態です。この緊張が続くと筋肉が強ばり、疲労物質がたまって硬くなることで血流が悪くなったり、末梢神経が傷つき痛みを引き起こします。この血行不良が続くと筋肉に供給される酸素や栄養が滞り、より一層筋肉の硬化を招きます。特に毎日長時間同じ姿勢だったり、あるいは重たいものをいつも同じ肩に掛けていたりすると、より肩こりが起こりやすい原因となります。また肩こりは加齢によっても引き起こされます。例えば50歳前後でよく起こるのは「五十肩」と呼ばれる肩こりです。具体的な原因は明らかにされていませんが、肩周りの関節を取り巻く腱の組織が老化し、炎症を起こすことが原因なのではないかと言われています。血行不良や加齢だけでなく、貧血や低血圧、高血圧など、全く関係のなさそうな病気からも肩こりを引き起こす場合があります。その他視力に合わないメガネを装着している、歯の噛み合わせが悪くいつも同じ側でしか物を噛まないなど、原因は様々です。湿布など対策は様々ですが、あまりにもひどい場合には病院の診察をオススメします。
甲府市には内科・外科・整形外科・小児科等様々な病院がありますが、自分にあった病院を選ぶには、その病院のホームページを見たり、質問してみたい内容を病院に直接電話をしたり、メールして聞いてみることが一番の近道です。電話の際は営業日時を確認し、ゆっくり対応できそうな時間を見計らって電話をかけることをおすすめします。