ほんとは怖いパワーウインドウ

車を運転していると、空気の入れ替えで窓を開けたり、エアコンをつけるほど暑くないけど、ちょっと暑さを感じたりすると窓を開けたりしますよね。寒いとほとんど窓の開閉はないですが、気候が暖かくなるにつれて使用頻度も高くなるパワーウインドウ。一昔前は手動での開閉でしたが、今ではほぼ100％パワーウインドウが主流となりました。ただこのパワーウインドウ、便利な半面、使い方を誤ると思わぬ事故に繋がる恐れがあります。ここではパワーウインドウの危険と対策に関してご紹介します。パワーウインドウは自動で開閉出来るのが便利ですが、その閉まる力は想像以上に強いです。特に窓が閉まる瞬間が強力で、JAFが行った実験によると、いとも簡単に大根を切断してしまうという結果も出ています。大人でも危険なので、これが子供となると非常に危険な凶器となりえます。対策として挟み込み防止機能が付いている車もあるにはありますが、パワーウインドウほどまだ普及していないのが現状です。すぐにできる対策として、後ろの窓や助手席の窓の開閉時には一声掛ける、あるいは小さなお子様がいる家庭ではしっかりとチャイルドシートに乗せることが大切になります。特にチャイルドシートに乗っていれば、開閉スイッチや窓に手が届くことがないのでとても安心です。もし車内で自由に遊ばせているのであれば、ぜひ取り入れてみて下さい。また運転手席にはパワーウインドウのロックスイッチがたいてい付いていますので、これを利用することも対策の1つです。ケガのない楽しいドライブにするために、ぜひ活用してみて下さい。