車検を避けたほうが良い月とは？

車を持っている方なら誰もが車検を行っていますよね。車検とは、正確には自動車検査のことで、法律上、この車検を一定期間毎に受けていない車は公道を走ることが出来ません。このことは車を持っている方であれば一般常識でご存知の方も多いかと思いますが、車検の有効期間がいつからいつまでなのかをはっきりと答えられる方はそこまで多くないのではないでしょうか。車検の有効期間は車種ごとに異なっていまして、例えば自家用自動車であれば初めて車検を受ける場合は3年、2回目以降は2年おきに車検を受けることになっています。また昔は新車登録をして10年以上経った車に関しては毎年車検を行なうというルールでしたが、95年に道交法が改正され、10年以上の車でも2年に1回の車検でも問題ないとされています。しかし、これはあくまで自家用に限った話で、貨物自動車や専業用途の車（タクシーやバス）は、10年目以降であっても毎年車検を受ける必要があります。ちなみに、万が一車検を受けることを忘れ、車検切れで公道を走った場合どうなるかと言うと、当然法律違反に抵触し、6ヶ月以下の懲役、または30万円以下の罰金が下されます。また点数が6点加算されますので、仮に過去一度も違反経験がない0点の人であっても、30日間の免許停止処分という重たい処分を受けることになりますので、車検は必ず受けるようにして下さい。この車検ですが、車検を出すタイミングは基本的に車検満了日の1ヶ月前から受けることが出来ます。では、車検を出すタイミングによってメリットやデメリットはあるのでしょうか。メリットはありませんが、なるべくなら避けたほうがいい月はあります。それは3月と12月です。どちらも新車の販売台数が増える月のため、結果的に新車販売台数が伸びる月はその分車検を受けるタイミングもその時期になりますので、自然と混雑します。もし時期を選べるようであれば、3月と12月は避けるようにしたほうが賢明だと思います。