寝る前の歯磨きは全身の健康に繋がっているってご存知ですか？

夜寝る前に歯磨きをする人は多いと思いますが、これには理由があります。実は、就寝中に口内の細菌は増えやすく、もし歯磨きをサボって歯垢が溜まったまま寝てしまうと、歯周病になるリスクが非常に高くなります。なので、就寝前の歯磨きは特別大切になります。では、歯磨きと全身の健康とがどう関係しているかと言うと、お口の中のことなので他の臓器との関係はあまり無さそうに見えますが、実際は口内に限らず、全身は常に繋がって存在しているので、口内と全身は常に密接な関係があると言えます。もし虫歯や歯周病になり、そのまま放置しておくと結果的には歯を失うことになります。歯を失うと食べられる食事も変わってきますから、栄養バランスが崩れてしまう場合もあります。また歯を抜かないまでも削ったり入れ歯にした場合には、歯のかみ合わせが変化するため、人によっては腰痛や肩こり、頭痛などの原因になる可能性もあります。このような症状ならまだ良い方で、例えば歯周病を放置して悪化した結果、歯肉に慢性的な炎症が起こり、糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞を引き起こすことが最近の研究で分かってきました。このような最悪の結果を招く前に、日ごろ定期的に歯医者さんで検診を受ける、あるいは歯磨き、特に就寝前の歯磨きを徹底することで防ぐことが出来ますので、ぜひ習慣化して健康第一の生活を楽しんで下さい。