歪んでいる襖を直す方法

和室に大抵ある襖ですが、長年使っていると段々と歪んできて、開け閉めをするたびにズズーッと擦れる音がするといった問題がよく起きます。なぜこういった問題が起こるかというと、もちろん経年劣化ということもありますが、襖は縁取りの木枠が細くなっているため、木が反りやすくなっています。そして当然のように毎日開閉されますし、逆にあまり開閉されない客間や仏間の襖は木に癖が付いてしまうことが原因で歪むこともあります。これらを防ぐために3つポイントがあります。

１，押し入れに荷物を入れすぎない
荷物を入れすぎてしまうと、歪みの原因となります。特に入れすぎて内側に物が擦れてしまうのは最も避けたいケースです。専用の収納ケースを使ったり、圧縮袋を利用するなどして 整理整頓を意識しましょう。

２，取っ手を使って開け締めを行なう
取っ手を使わず、足で開閉したり、また強く開閉することで襖の負担も増えますので控えるようにしましょう。

３，使わない襖にはダンボールを挟む
めったに使わない襖には、左右の戸の間にダンボールを挟んでおくことで、襖の負担を軽減することが出来ます。