似ているようで全然違う「ルール」と「マナー」

日常会話でよく使われる「ルール」と「マナー」ですが、意外と混同して使っている人も多いようです。ルールとは必ず守らなければならない規則で、ルールによっては違反することで罰金や罰則が伴うことがあります。交通ルールなどは最たる例です。一方マナーには強制力がありません。仮に行わなかったとしても罰則や罰金などはありません。強制力が無いにも関わらず、「◯◯するのがマナー」というように、あたかもルールと同じようなレベルで考えている人も多いようです。マナーとは、一言で言うと「マナーを守ることでお互いが気持ちよく過ごすことが出来るもの」です。要は心遣いです。マナーが良いなと思う人は、大抵相手がどのように感じているかを常に考え、その上で自分が取るべき行動を選択しています。この考え方は接客業に従事している方には非常に大切な考え方になります。目の前のお客様の気持に意識を向け、どうすれば喜んでもらえるか、何を求めているかを考えることが結果としてお客様の満足度に繋がります。マナーは仕事中だけでなく、日常生活の中で常に鍛えることが出来ますので、ぜひ意識して取り組んでみて下さい。

以上3つをご紹介しましたが、まだいくつかコツはありますので、それはまた別の機会でご紹介します。